会社設立の手続き


起業しやすい環境は整っていると言われますが、本当に起業したければ自分で所定の手続きを進めないといけません。
とはいえ、会社を作るための手続きとはどんなものか、まったく想像がつかない方も多いのではないでしょうか?
あまりにも想像がつかないと、会社設立そのものを諦めてしまうリスクもあります。
せっかくの起業の意志が潰えてしまわないよう、知っておきたい「会社設立の手続き」をご紹介しましょう。

この手続きのポイントをご紹介すると、必要なのは「会社の条件をまとめた書類を専用の役場まで提出する」というものとなるでしょう。
基本的には書類作業です。
就職活動のように、どこかで誰かに面接されることはありませんから、起業者としての心構えなどを問われることもありません。
必要な書類を作って提出するということだけ、よく覚えておくといいでしょう。

この手続きでポイントになるその書類ですが、定款といいます。
「ていかん」と読む書類ですが、生まれて初めてこの言葉を知った方も多いのではないでしょうか?
これは企業の名前や所在地といった正式なデータや、運営規則などをすべて網羅しているその会社の重要書類です。

有名な大手企業から零細企業まで、国内にある企業はこの定款を必ず持っています。
この定款を作り、それを提出したからこそ、企業を作れたともいえますので、当然の結果ではあるのですが、初めてこれを知った方など、この定款のことをよく覚えておくといいです。

これから会社設立したいなら、この「定款」を自分で作っていきます。
物理的な手続きは簡単で、テキストソフトなど使ってパソコン上で作っていく方がほとんどです。
問題はこれに記載する内容の方ですが、これは無料のテンプレートなどを使って作ると、すでに記載が必要な項目などが載っているため、非常に便利です。
各項目に記載する内容を決めていき、その文書に書き込んでいくと、定款が完成します。

この定款は電子文書で作成する方法もありますが、印刷して紙の文書としても構いません。
簡単なのは紙の文書の方ですから、一度印刷して完成したとしましょう。
あとはこれを規定の提出先へ提出します。

株式会社の場合、「公証役場」と「法務局」がその提出先です。
公証役場への提出が終わったら、資本金を振り込むという手続きがありますので、忘れないでください。

合同会社の場合は、公証役場への提出は不要です。
定款ができたらすぐに資本金を振り込み、「法務局」へ提出をしてください。
なお、法務局での提出書類は、定款のほかにもたくさんの添付書類が必要です。
必要な書類をすべて揃えて提出できたら、会社設立の手続きも完了です。